鉄道広島初詣の旅

最終更新日:2000/01/21 
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・2000年は寝正月・・・ てなわけにもいかないので、1泊1日で広島、宮島に初詣にいった。そのときの記録である。

1、なんとはなしにいこうと思い立った(^o^)丿

正月は寝正月を決め込んでいるが、3日は用事があったのでごそごそと動いたが、3日も寝正月しているとなんだか肥る気がする。別に家にいててもいいのだが、初詣にもいっていないのは日本人としてはやっぱりばちあたりだろう。
てなわけで、1/3日の晩、とりあえず広島の宮島と三段峡に行こうと思い立った。例によって例のごとく、京都発23:25の「ふるさとライナー山陽」で広島入り、三段峡から宮島に回って帰ってくる1泊1日の旅になった。もちろん青春18きっぷ利用である。


2、気温は急降下(京都〜広島・広島バスターミナル)

京都に23時ごろいくとすでに列車は入線していた。ふるさとライナー山陽、ムーンライト高知、ムーンライト松山の3階建て列車である。指定席はとっていないが、乗車率は約5割。余裕で着席できた。
14系簡易リクライニングシートだが、座席のロックは可能。ただ、禁煙車は電源車というのがいただけない。でも喫煙車よりはましなので電源車に居座る。
23:25京都を発車。ほぼ同時に姫路行き快速電車と同時発車となる。こちらは簡易リクライニングシート。対して向こうは223系2000番台車による転換シートである。まともに考えればこちらのほうが快適だが、なぜか223系のほうが快適そうに感じるのは私だけだろうか?
車内の気温は25度。これは暑い。ジャンバーを脱いで腰掛けに巻きつけ、枕がわりとする。加速は向こうの快速のほうが早いがこちらは新大阪まで無停車、あちらは長岡京、高槻、茨木ととまる。あっというまに快速を追い抜いてしまった。
新大阪で小休止。ここで快速に抜かれる。これ以降、快速に追いつくことはなかった。

新大阪停車時の検札が入ることが多いのだが今日は検札はなし。青春18きっぷに日付をいれてもらおうと思ったが、結局広島まで持ち込んでしまうことになる。
明石付近で減灯。今回は減灯時間がえらく遅い。京都発車時に減灯する場合もあるが統一されていないのかな?
さて眠るか。

ZZZZZZZ・・・

ZZZZZZ・・・ ・・・・ な、なんだか寒い。


気が付くと岡山に到着。なんだか寒い。温度計を見ると17度になっていた。あれから8度も落ちている。こんな感じではカゼひく人が続出ではないか。温度調節はもうちょっと考えてほしいなあ〜 JR西日本様。
岡山で「ムーンライト高知」「ムーンライト松山」と離れて4両編成になった「ふるさとライナー山陽」は快調に飛ばしていく。5時過ぎ、まもなく終点広島の案内放送が入るや否や車内が明るくなった。車外はまだ真っ暗。冬の西日本の日の出は遅い。
広島で下車したとたんに開口一発

「はっくしょ〜ん」

あとで街中を歩くと気温は0度。寒いはずだ。

広島駅から歩いて天満屋のバスターミナルへ向かう。吐く息が白い。
6時前に到着。でもまだ暗かった。バスターミナルでは自動販売機がすでに稼動していて、三段峡までのきっぷを買おうと思ったがなし。窓口で買えということか。てなわけで窓口で1470円也のバス乗車券を購入する。



3、銀世界・・・ だけどメーンイベントは・・・(広島〜三段峡)

三段峡立ち入り禁止
なんと三段峡は閉鎖・・・ 雪にもびっくりだがこっちはもっとびっくり。

6:30発の三段峡行きにのる。バスは一般の路線バスであるが早朝でラッシュと逆向きということで客は私を含めて4人。まだ真っ暗であるが、横川駅についたころからうっすらと明るくなってきた。
客は可部を抜けると1人になる。以降、終点の三段峡まではずっと貸切であった。普通ならば通学生の利用もあるかもしれないが、今日は1月4日。だ〜れもいない。
バスはすいすいと進む。途中から可部線の非電化区間が寄り添う形となった。バスがこうやって快適に走っている以上可部線の存在意義は?と疑ってしまう。可部(あるいは下川辺)以北は廃止してもいいんじゃないかなあ〜というような僻地であった。(笑・・・地元の人すみません)
谷間の中を線路といっしょに走る。加計へ。沿線の中心だろう。

沿道に温度計があった。-2度。氷点下の世界である。雪があちらこちらでチラホラ見えてきた。雪が少ないといいながら、ここは雪が多い地区なんだろうか?
加計で小休止。が乗客は私一人だけ。運転士が、店の人と雑談する。扉開けっ放しだから寒い・・・・(*_*)
加計を過ぎるといよいよ雪深くなる。終点三段峡は雪の中。可部からついにずっと一人だった・・・

三段峡のバス停は駅のまん前。土産屋があるが店は開いているものの、店員がおらず空いているのか閉まっているのかわからない。
土産屋の前を抜けてメーンイベントの三段峡へ向かう。

が・・・

「立ち入り禁止」

はううぅぅぅぅ〜

なんでも99年11月に土砂崩れによる人身事故があったそうで、それいらい閉鎖になっているとのこと。せっかくここで2時間の散策タイムをあてているのにこれではあんまりである。
でも納得いかないので、立ち入り禁止の看板を乗り越えて先に向かう。(やっちゃあダメだって!!)雪が積もったなかをずんずん進むが、途中でなだれで道がふさがっている個所があり、これではとても先に進めんと引きかえした。

三段峡の渓谷美
ちょっと入ってみた。これから美しい光景が広がると思うと・・・ う〜ん残念。

でも列車の時刻まで約2時間、どうしよう。
土産屋には相変わらず誰もいない。大声をあげて店員を呼ぶが、誰も出てこない。これでは万引きし放題ではないか。(笑) が、土産も買うことができないのでなんか損した気分である。
仕方がない。ならば・・・と近くの三段峡ホテルで温泉入浴でも・・・ とフロントに入る。

が、誰も出てこない。表には入浴可500円とあるのだが、フロントに誰も出てこなければどないしようももない。大声で呼ぶが誰も出てこないのであきらめてしまった。フロント(またはその近く)に人ぐらい置いてほしいものだ。あるいは呼び鈴でもいいから設置してほしいなあ。一応ホテルなんだからねぇ。

仕方がないので寒風吹きすさぶ三段峡駅で待つことにする。三段峡駅は無人駅だが、発車時間が近づくとどこからともなく駅員(委託か?)がやってきて、きっぷを売り始めた。
しばらくすると黄色いディーゼルカーがやってきた。ガラガラを予想していたが、案に相違して結構乗っている。

が・・・

誰も降りない。

つまり乗客の大半は可部線のりつぶしの乗客であることになる。(笑)とんぼ帰りって芸がないなあ。せめて片道バスとか、三段峡を回る(閉鎖されているが・・・)とかすればいいのに。
おかげで三段峡は各ボックスすべてが埋まる程度の乗車率で発車することになった。



4、鹿と戯れ(三段峡〜横川〜宮島口〜宮島)

宮島航路、宮島口駅
航路の宮島口駅。広島電鉄の宮島航路と隣接している。ちょっとわかりにくいが、右下の店舗がぷよまん本舗♪

さてさて、1両きりのディーゼルカーは淡々と進む。景色自体は行きに見たバスと同じだからあんまし代わり映えしない。ただ、保温がよく効いているので心地良く感じる。気が付くと「下川口」そういえばここまで電化して以北を廃止する案もあるみたいだが、そんなことを考えているうちに可部駅へ。

可部線の広島行きは105系2両編成。ロングシート車だが乗車時間が短い上に、すぐ駅についてしまうので気分は「ゲタ電」。立ち客もいる込み合った車内に可部以南の活気を感じる。
ただ、広島県人は若い人も着席への執着心が強いのかな? 自分の右隣に女子高校生が座り、左隣も女子高校生が座って自分の頭ごなしに会話をはじめた。普通はどっちか立つもんだけどねえ。
そうこうしているうちに横川着。下車して地下道を通って山陽線岩国方面行き乗り場に向かう。

横川からの電車も結構乗っていた。さすが「元祖シティ電車」区間である。車両はごく普通の115系、ただ対向する電車がスーパー115系や、転換クロスシート車使用の115系3000番台ばかりなのはちょっと腹が立つ。
でも併走して走る広島電鉄の電車を豪快に追い抜くと、ちょっと気分も晴れて宮島口駅についた。

宮島口は結構にぎわっていた。正月を過ぎたとはいえ、今日は1/4.まだまだ初詣客も多い時期である。
とりあえず宮島連絡船乗り場に向かい、連絡船に乗る・・・ おっと港横に「ぷよまん本舗」発見。お土産はほぼ確定か?
宮島連絡船は「青春18きっぷ」で乗れる唯一の航路である。わずか10分の航海であるが、気分転換にはもってこい。宮島行きは厳島神社の大鳥居沖を通るので、結構便利。大鳥居を写真で写す人もいた。宮島到着。さて、お参りだ。

宮島航路 宮島駅
さて、ここはどこでしょう。ここは宮島航路の宮島駅。ぱっと見ではどっかの神社みたいしか思えない。(笑)

厳島神社は港から約10分ぐらいだが、人が多いので結構時間がかかる。しかも露店が多くでていて思わず手を伸ばしそうだ。が、ご飯は「あなご飯」と決めていたのでがまんする。
鹿がいる。奈良でも放し飼いされているが、どっちが多いのだろうか? 奈良と違って鹿せんべいは売っている様子はなかった(見落としたか?)が、観光客がスナック菓子をだすと群がってくる。なるほど。でも虫歯にならんのか?といらぬ心配をしてしまう。奈良の鹿はせんべいをもらうときにお辞儀をするが、宮島はしない。横着なのかな(笑)
厳島神社に到着。2度目だが、前回は台風でめちゃめちゃになった直後に訪れていたからまともな参拝は今回がはじめてとなる。朱塗りの回廊、鹿、そして大鳥居・・・ なんだか奈良を連想させるのは私だけだろうか? これで大仏があれば完璧・・・ んなわけないか。
おみくじを引く。



「凶」



まじぃぃぃぃ!?

見なかったことにしてもう一度引く。



「大吉」


・・・・・
この場合何を信用したらいいのだろうか? もっとも2回とも凶だったらそれはそれですごいとは思うが(笑)
とにかく「凶」を破棄して「大吉」をくくりつける。日本人とはおもしろいもので、おみくじをくくりつけてしまう習慣があるらしい。どこがはじめたのかはわからないが、少なくともこの慣習は日本全国共通、だと思う。
鹿 シカ しか
のんびりしているシカたち。大勢の観光客でも気にしないのはさすが宮島。





4、華麗なる乗り継ぎ!?(宮島〜宮島口〜岡山〜姫路〜京都)

大鳥居をみて、鹿を見て宮島港に戻る。
今日は宮島航路は10分間隔のピストン運転のせいか、どんどん出航していく。となりの広島電鉄の宮島航路も同じように出て行くのでよけいにそう感じる。しばらくデッキで船旅を楽しんでいるとあっというまに10分がたってしまった。もうちょっと船旅をしたかった。

宮島口横の「ぷよまん本舗」でぷよまんを購入。そういえば最近「ぷよぷよ」をめっきりしなくなったなあ〜。はらえもんとしのぎを削っていた数年前?が懐かしい。と感傷に浸っていると、「黒ごま」のぷよまんがあった。期間限定シリーズらしく、1ヶ月ごとに商品を入れ替えているらしい。
とりあえず購入し、となりの広島電鉄のフェリー乗り場横の観光物産センター(かな?)で、もみじ饅頭を購入。こちらはばら売りもあるのでばらで購入する。箱で買うよりばらで買うほうが安いのはなんだか不思議だが、そうも箱代が箱売りにはかかるらしい。
同じ建物内に「あなご飯」の製造直売があった。そこで買おうと思ったのだが値段みてびっくり。

「1,350円」

量的には600円程度と踏んでいたのになんて高いこと(笑)こんなに高かったのか・・・ ならば駅弁で・・・ということで、宮島口駅に向かった。
そこの駅弁「あなご飯」のお値段は、

「1,470円」

・・・
し、しまったああ〜
でも後悔先にたたず。でも電車の時間が近づいているので戻るに戻れず、やむなく駅弁を購入する。保温されていたのがせめての救いであった。味は・・・ と、とにかく電車に乗ろう。
岡山行き快速は転換クロスシートの115系3000番台車を期待したがやってきたのは、ボックスシートのただの115系。優雅に駅弁をたべつつ岡山まで移動する、という目論見は見事に崩れてしまった。しかも立ち客がでるほどの盛況ぶり。広島に近づくにつれて乗客は増える一方のはずだから広島まで駅弁はおあずけである。

広島到着。大半の乗客が下車する。
でも隣のホームにはスーパー115系による呉線快速が・・・ 反対側のホームにはやはりスーパー115系による西条行きが停車中。
1番乗り場では115系3000番台(転換クロス車)の姿が・・・ やっぱ貧乏くじだよ、これって。 
でもかなりあいたので、やれやれようやく駅弁にありつける。が、もう冷えていた。(爆笑)
が、冷えてもおいしいのが駅弁の特徴。あなごは案外あっさり口でタレべたべたでないのには好感がもてた。が、あったかいうちに食べたかったな。
弁当を食べると急激に眠くなってきてしまい、スリーピングタイムに入ってしまう・・・
気が付くともう真っ暗。駅を見ると「倉敷」岡山はもうすぐだ。

岡山到着。数分の接続で姫路行きに接続する。がぎゅうぎゅう詰めで満員。帰宅途中よりもどちらかというと青春18客のほうが多いとみた。となると姫路まで座れないということか・・・ まあいいか。
そして予想どおり混雑は姫路まで続いてしまった。でもこの混雑の中、上郡〜三石間で検札を強行した車掌さんには恐れ入る。根性以外の何者でもないだろう。もっとも大半は青春18きっぷ客だが。これは裏返すと青春18期間外はガラガラということになるんだけどね。

姫路到着。新快速に0分接続で乗り換えられるが見送って「まねき食品」そばを食べる。ここのそばは独特で、ラーメンにそばのつゆをかけたような感じが特徴。和そばといって普通のそばもあるが、なぜか10円高い(笑) 姫路の駅そばは特に有名だから来るたびに食べているが、常連が多いのか回数券などもあるのがユニーク。私が食べたときは50周年記念かなんかで、いなり寿司が割引になっていた。
姫路からは新快速に乗る。それは2000年3月で引退する221系だった。(完)




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