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筒石駅は頚城トンネル内にあるトンネル駅です。山中のトンネル駅ですが、ホームから改札口までは300段近い階段を上がらないといけません。
結構有名な駅ですが、地元の利用は約70人ほど。こんな駅だとたいていは無人駅ですが、特殊な駅ということで2000年春に周囲の北陸本線の各駅が相次いで無人化される中、三人の駅員が守っています。
さて、実際に降りてみましょう。まず驚くのがホームが恐ろしく狭いのと、そして真っ暗なことです。地下鉄の駅を思い浮かべてはなりません。ホント、真っ暗なのです。
その狭さはホーム幅1mありません。そんな中、特急「はくたか」が時速130キロで突っ込んできます。とてもじゃないがそんな状態でホームにいられるわけありません。じゃあ、どうするのか。列車が到着するまでは「待機所」というところで待機することになります。
待機所ではホームのトンネル内の様子が見えなくても音と風でわかります。
トンネルに列車が入るとトンネル内に響く列車の音と、風の音がします。そして列車が近づくとどんどん風が強くなってきます。停車列車ならばさほど風は強くなりませんが、通過列車だとだんだん突風になります。待機所の扉とホームはアルミサッシのドア一枚で隔てられていますが、通過列車があると風圧でドアをあけるのががきつくなります。
駅員さんによると、上り下りの列車が同時に接近するときなんかは風圧がすごすぎてドアを開けるのも一苦労とのこと、また今はアルミサッシの扉だが、以前は鉄製の扉だったので扉を開けるのも一苦労だったのこと。
・・・とまあ苦労話を聞きましたが、一番の苦労はやっぱり列車が来るたびに駅舎からホームまで約300段の階段を上り下りをすることではないでしょうか?
さて、ここから駅に上がります。ホームから駅までは300段近い階段を上らないといけません。私は結構重い荷物(3〜4kgぐらいか?)を持っていたので結構ツライものがあります。エスカレータなんて豪勢なものは全くありません。また、電灯も少ないので結構暗いです。階段に平行して水が流れていますがこれはトンネルの湧き水でしょうか?
5〜6分ほど歩いて(登って)ようやく外に出られました。なんかもぐらになっていた気分です。駅がなんだか鉱山の事務所(笑)のように見えたのは気のせいでしょうか?
駅はこじんまりとしていました。その日は駅員は三人いましたが、自動券売機はありません。窓口の手売りです。もっともJR西日本の硬券はなくなりましたから、窓口で頼んでもPOSででてきます。味気ないかもしれませんが、これで東京や大阪などの乗車券も簡単に発券できるようになったのはすごいことですね。
もっとも指定券の発券機能はありません。
駅には駅務室と待合室が。待合室の真中にはストーブが鎮座しているのがさすが北陸。チリ一つないのはやっぱり有人駅です。もっとも、駅員さんが今掃除したところだそうです。そして寒いでしょう、と待合室にただずむ私一人のためにわざわざストーブをつけていただきました。ヒェぇ〜、も、申し訳ないッス。しかもコーヒーも出して頂きました。
本当にどうもありがとうございます。ここで重ねて御礼申し上げます。
駅の待合室には「隧道日誌」なる寄せ書きのノートなるものがあって、ここにはこの駅に来訪した人たちの足跡がしるされています。これを見ると、全国から多数の人たちが訪れていて、しかもみんな書き込みしてるんですね。私も見習って書き込みして行きました。(^○^)
さてここから携帯電話にかけてみようとしても電波は入りません。駅のトンネル内は入らないには当然ですが、駅舎自身も山の谷合にあるので電波が届かないとのこと。ここから徒歩50分(!)ほど登ったところに集落があるがそこならば入るとのこと。
そういえば駅も周りって家がわずか2軒ほどあっただけであとは人気のない谷間に駅があったのでした・・・
ところで、この駅の一般的な利用客は学生です。たいていは直江津あたりの学校に通っているとのこと。直江津の駅で、家に電話をかけて家の人に駅まで送り迎えしてもらうそうです。以前は高校生の場合、駅までバイク通学が多かったようですが最近は高校生はバイクに乗ってはいけないという風潮が広まったためか、バイク通学はなくなったそうです。
さて、時間も少々あるので外を歩いてみましょう。
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筒石駅ホーム。暗くてよくわからないが、ホントに暗い(笑い)
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電車が到着。家族そろって筒石駅見学にきている。ちなみに地元の小学2年生の社会科で筒石駅の見学あるとは駅員さんの弁。
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ホームからドアを抜けると階段が・・・ まだまだこんなのは序の口
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| 階段を上がると、スロープが続く。ここを通り抜けると・・・ |
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そこからがいよいよ本番。出口の光ははるか先に。
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上がった駅から階段を見下ろす。なんだか地のはてまで続いているようだ。
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