トピックス14〜東西駅そば考 |
最終更新日:2000/04/24(2003/09/01修正) |
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よく旅行に出かけて食べる機会があるのが駅そば。このポピュラーな食べ物ですが、実際は地域差がかなりあります。この地域差は特に関東と関西で顕著のようです。この差とはいったい何なのでしょうか?<
1てんぷらうどん もっとも関東と関西で違うのはてんぷらうどんでしょうか? その「てんぷら」が関東が「かきあげ」、関西では「海老天」が一般的です。じゃあ名古屋は?というと名古屋は「きしめん」が有名ですが、東海道線では大垣では「かきあげ」、米原では「海老天」となるのでそこが境界となるようです。が、北陸線では海老天を出すところもあるようです。これは北陸が関西と結びつきが強いことを意味しているのではないでしょうか? 値段的にはどっちがコストが安いかということになりますが(せ、せこい!! 笑) これはどうも海老天のえびにかかってきそうです。だって「かきあげ」は材料にさほど差が出るとは思えないので。(笑) そのえびですが、かなり千差万別といったところでしょうか? 豪快に入れるところもあれば、かっぱえびせんでもいれてるんちゃうの?といわれそうなえびまで千差万別でしょう。 もっとも後者の場合が多いですが。この場合はみみっちいえび(しかもしっぽしか見えない(笑) )に天がいっぱいくっついている場合になります。一部ではえびを砕いてのりとかといっしょに揚げているケースもあるみたいです。 さらに関西ではてんぷらうどんと海老天うどんと分けているところもあります。両方とも海老天なんだけど、かっぱえびせんうどんか(爆)、えび一匹まるまるはいっているのかの差のようです。当然後者のほうが値段がかなり高いのは言うまでもありません。 2だし だしの取り方は関東と関西では異なります。もっとも駅そばの場合は業者のつくっただしを使う場合が多く、自家製はあまり見られませんが、関西人からみると関東のだしはどす黒く、関東人から見ると関西のだしはえらく薄く見えます。 これは主にしょうゆによるものです。基本的に関西人(特に京都人)は薄味指向とよばれ、逆に関西人から見ると東京の駅そばはしょっぱい感じがするかもしれません。これは主に、
ただ、薄味指向といっても薄すぎるのは困り者です。名誉のために具体名は伏せますが、以前の東海道線某駅は、あまりにもだしが薄すぎてうどんの小麦粉の味がしてしまったという極端なケースがありました。これではあんまりです。(現在は改善されています。) 3うどんとそば 関東ではうどんとそばというとそばが圧倒的のようです。というか関東以東ではそばしかおいていない駅がかなりあります。逆に西日本ではうどんの割合がかなり増えてきます。関西ではうどんのほうがよく出るようです。ちなみにカロリーが少ないのは圧倒的にうどん。カロリーが気になる人はうどんをどうぞ。 やはり東は信州そばなどそばの名産が多く、西日本は讃岐うどんなどうどんがらみの名産が多いからでしょう。 ちなみに讃岐(香川県)では圧倒的にうどんです。当然ですが。 4たぬき「考」 たぬきといえば何を思い出すでしょうか? たぬきうどんといえば天玉が乗ったうどんと考えるのは関東の発想です。関西・・・というより大阪では、たぬきといえば「あぶらあげが乗ったそば」ということになります。じゃあきつねそばは?というとそんなものはありません。ちなみに「油揚げが乗ったうどん」は普通にきつねうどんとよぶようです。 ただこれは「大阪」だけで通用するようで、京都や神戸などではあまりみられません。というか混乱を避けるためか「たぬき」の名前を出さない店が多いようです。また新大阪は「たぬき」がありますが、ここは新幹線利用者は関東人が多いせいか天玉が乗っているようです。(ただしおとなりの大阪駅は「たぬき」はしっかりきつねそばだから混乱を招く(笑) ) 関東と関西のそばで一番ややこしい点でもあったりします。 では京都は?というとまた意味が違うからややこしい。 京都の「たぬき」はいわゆる「あんかけ」になってしまいます。大阪と京都では「たぬき」の考え方が全く違うのでご注意を。まとめると、
5「天玉そば」は? 関東でいう「たぬきそば」 すなわち天玉そばは関西ではどうよばれているのでしょうか? 上の表をみればだいたいわかりますが、答えは売っていないところが多い。というのが答えでしょうか? 京都や大阪ではカウンターに天玉(もしくは天かす)が置いてあって自由に取れるところもあります。また、かけそばをたのむとそれに天玉が乗っているところもあります。 また「はいからそば」と名づけて販売している店もあります。どこがハイカラなのかわかりませんが・・・ ただ牛丼チェーンの「なか卯」も「はいからうどん」て呼んでいますね。(全国的にポピュラーかどうかはわかりませんが。) ちなみに地方にいけば、天玉かけ放題の「かけうどん」「かけそば」にたまに出くわします。 6立ち食いうどんの変化 昔は駅そばといえば旅人の食べ物といったイメージがありました。(音威子府そばなんかまさにそう。)しかし、今では地元の人の身近な食べ物になりつつあります。「早い!、安い!、うまい?」とどこかのキャッチフレーズのごとき展開が昔から行われてきたわけです。 このインスタント時代にうまくマッチしたのか、大都市圏では新たな駅そば屋の開業も見られます。しかし、地方では閉店も見られるようです。ただ、不景気が続くなかで、低価格な駅そば屋に飲み屋の機能をもった店が最近チラホラみられるようになりました。 安さが帰宅帰りのサラリーマンに受けているようです。 一方、車内持込はだんだんしづらくなっているようです。ロングシート車が増えたことや、コストの問題等でやっていないところが増えているようです。また、駅そばの自動販売機も出現しましたが、評判は今イチのようであんまり広がっていないようです。 また情報化社会の進展に伴って駅そばの有名なところはますます有名になっていくようになりました。姫路のまねき食品のそば(ラーメン?)はここ数年急激に知名度が全国区になりました。 他に鳥栖(鶏肉そば)、名古屋(きしめん)なんかはもはや全国的に有名ですね。 7値段考 かけそばの値段はかなり地域差があるようですが、食に関しては関西のほうがうるさいせいか、関西地区のほうが低価格になる傾向があります。ただし、駅そばはかけそば一杯200〜250円ぐらいにどうやら収束するようです。(それ以上だとかけそばごときで・・・と割高感を感じるでしょう。) なお、名古屋のきしめんは340円と高いですが、きつね揚げがのっているので実質的には「きつねきしめん」(?)です。 問題はてんぷらうどんで、これはまさに200円台〜400円台とまさにピンキリの傾向が見られます。かきあげを使っている場合はあまり値段差はでません(350円程度)が、海老天の場合はかなり違います。「えび」の大きさで決まるといっても過言ではないでしょう(笑) 基本的な目安としては「きつねうどん」の値段が目安となり、これと近い値段ならばセコくなり、150〜200円ほど高くなる場合は本格的なえびを使うことになるようです。(笑) また、駅そばには附属アイテム?としていなり寿司、おにぎりをおいているところも多いですが、いなり寿司は1個100〜120円から、いなり寿司は2個100円〜3個200円といったところが相場のようですが、中にはコンビニおにぎりを販売しているところもあったりします。 8栄養のバランス考えよう 1日3食駅そばでは味気ないですし、栄養に偏りがでてしまいますので決しておすすめするものではありません。が、普段駅そばなんか食べる機会なんて行きつけの店を除けばないわけですから、1日ぐらい駅そばづくしの日があってもいいのではないでしょうか?(まあ、お金がかからない、というのもあるのかもしれませんが。) |
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