トピックス12〜ぱーぱー流旅の計画9か条

最終更新日:2000/11/06 
〜私の場合の旅の計画の立て方を箇条書きにしてみました。参考には・・・ ならないかな?〜     >>>トップ   >トピックス
今回は私が経験して積み上げてきた(?)旅の計画のコツを9か条にまとめてみました。はっきりいって内容はかたよっているし雑誌で言っていることと思いっきり違うこともある(笑)ので参考になるかどうかはわかりませんが。

かならず最初に目的ありき

これはあくまでも私の信念です。旅には必ずなんでもいいので目的を持つ事が大切だと思っています。でないと、旅がどうしても希薄になりがちです。
また初心者に陥りやすい罠ですが、とりあえずは電車に乗ってみた。じゃあどこへ行こう・・・ と考えているうちにその日が終わってしまったなんてことになったらしゃれにもなりません。何でもいいんです。目的あっての旅ありき・・・ だと思いますね。

「何かを見つける旅」「自分を見つける旅」というのはカッコよくていいかもしれませんけど、手がかりもないのにそんなもの見つかるわけがないだろ?といいたいですね。手がかり=それがとりあえずの目的として考えるのがいいのではないでしょうか???

目的地からプランニングを立てる

これはプランニングの鉄則と考えてもいいかもしれません。目的地の到着時間、滞在時間を基準に考えるのが普通です。だってそれがメーンイベントなんですから。もしどうしても時間が合わなければ、差し支えない範囲でずらすのがいいでしょう。

次に、宿を基準に考えてみましょう。鉄道乗り潰しが目的で駅前のビジネスホテルで一泊、深夜について翌朝早朝出発ならばそれでもいいかもしれませんが、そうでもなければ宿の時間というのも考えてみてはいかがでしょうか? 宿というのは本来安らぎの場所であると同時にその地域の顔でもだったりもします。ちょっと夜の町を歩くのも良し、おいしい店を探して徘徊するのもよし。宿は泊まるだけのところではありません。となると宿の到着時刻や出発時刻も考慮に考えるのもいいでしょう。出発時刻をゆったりとれば寝坊もできるし(笑)

そして、その後は列車の本数が少ないところから計画を立てていきます。中には一日数本なんてところもあるかもしれません。こんなところでは列車ダイヤから宿の到着時刻や、目的地の計画ができてしまうかもしれませんね。だったらその時に修正すればいいではありませんか?

これを考えてると・・・ ホラ、計画の半分は出来上がってしまいますね(笑)

時刻表をマスターしよう

時刻表を読める・・・・ まあ、こういう人は多いかもしれませんが使いこなせる人は案外少ないのではないでしょうか?つまり、時刻表をただ読むのではなくて、内容をある程度把握できているかどうか、です。
こればかりは数をこなさいないといけないかもしれません。時刻表の読み方をレクチャーしてもいいのですが、結局のところ数多くこなさないと身にはつかないものです。別に時刻をきっちり覚えろ、という必要は全くありません。たとえば私とて名古屋地区や関西地区では新快速があって、15分おきに走っている、といった程度ですね。そして、「時刻表は細かい時刻を調べるのみに使う」レベルまで到達すると、たとえ旅行中にどんなトラブルが起こっても全く怖くありません。

これは後の「頭をやわらかくもつ」と共通したところがあります。結局は時刻表を使いこなすのは頭をやわらかくする、と同義かもしれませんね。
中には時刻表の中身を全部覚えてしまう人もいます。何ページに何があるのか完全に把握している人たちです。そこまで私はできません。っていうかそんなことは普通の人には無理でしょうね。(といいつつこういう人は時刻表検定試験などは超有利なんでしょうね・・・)


頭はやわらかく柔軟に、固定観念を捨てよう

物事を考える上ではこれはなんでも言えることなんですが、プランニングの上でももちろん重要です。

よく陥りがちなケースは、青春18きっぷ至上主義者で大阪〜札幌を青春18きっぷで行くケース。たしかに青春18きっぷでいくのが一番安いかもしれませんが、舞鶴〜小樽の長距離フェリーを使うのが普通です。多少値段は上がるものの、疲労度等を考えると青春18きっぷだけで大阪〜札幌をを行くのは賢い選択とはいえませんね。

どつぼにはまるケースとしては
  • 青春18きっぷで行ったけど、夜行に乗れずに旅館に泊まっていたら結局普通にきっぷを買ったほうが安くなったとか、
  • 普通列車の接続が悪いけど特急に乗るのをためらうと、余計に日数がかかったりとか、
  • バス代が惜しいからといって、JR線で回り道をしたりするとか・・・・
意図的にやるのはともかく、ついついそれしか思いつかなくなるようだと問題です。また頭をやわらかくすると、非常時にも発揮できますよね。
(かといって、非常時に出現する駄々っこにはならないように、与えられた非常時にいかにうまく対処するかが、真の旅人といえるのではないでしょうか?)

寄らば大樹の・・・ 大作戦

 一般的な旅行の参考書には指定券の取り方について、
「大きい駅よりも、小さな駅のみどりの窓口がいい」
という記述があります。これは半分は真実で半分は大嘘(笑)です。

この取り方の意味合いとしては大きい駅はたくさん人がくるから指定券の発券をしてくれるまでに時間がかかる、しかし小さな駅では並ぶことは少ないのでその分早く指定券がとれる。と言う意味でしょう。
それはそうで合っているのですが・・・・ 客が少ない・・・ということは発券経験が少ない、ということで発券に手間取ることが多々あります。たとえば「ムーンライトながら」のコンパートメントは案外穴場ですが、小さい駅ではそのコンパートメントの発券の仕方がわからない可能性がより高くなります。つまりそれだけ損ということですね。

 また「トワイライトエクスプレス」のような人気列車の場合、沿線以外では発券したことない駅もあると思います。小さな駅ほどその可能性は高くなります。初めて発券する列車の場合の指定席等は結構手間取ります。その間にSOLD OUTになりかねない・・・・ ですね。ということで、私の持論は、
「空いていてかつなるべく大きな駅であること」
をおすすめします。もちろん、なじみの駅や旅行会社があればそれはそれにこしたことはないのですが・・・。
実際マルス(指定券予約する機械です)で指定券を発行するの場合、列車自体を知らないことがあります。こうなると悲劇です。私もそのせいで発券に1時間近く費やされたことがありました。小さい駅の場合、駅員が誰も知らないという事態も予想できますね。


ゆとりの時間をもとう

 恐ろしいことに、鉄道に乗りっぱなしをする人を中心に、青春18きっぷで朝から晩まで接続は5分以内!という、乗り継ぎばかり繰り返している人がいます。はっきり言って自分はそこまでする勇気はありません。
そのようなプランの場合、たとえば列車が遅れたりするともう目も当てられませんよね。(でもそういう人に限って「特急に乗せろ!」とごねる人が多いのも事実)
だから、どこか休憩駅を設けてみましょう。温泉地でもいいですし、観光地でもいい。わけのわからない無人駅でもいいかもしれません(笑) もし遅れたらその駅をすっとばせばもとに戻るというぐらいの心構えが必要でしょうね。気持ちにゆとりを持ったほうがいいでしょう。
おもしろいことに、旅の新発見というのはこういう駅で見つけることが多いんですね。理由はさっぱりわかりませんが。
東海道本線なんかでは1分接続なんてところもあります。たいていは接続するのですが、遅れると接続してくれない場合もあります。日本の鉄道は遅れないもんだとなめてかかるとイタイ目にあいますよ。(笑)


食事は忘れてませんか?

極貧旅行の場合、食事はパンとミルクのみ、または駅そばのみ。なんていう人も多いかもしれません。が、一度ぐらいはその土地の料理を食べて見たいものです。
別に料理屋に入れといっているわけではありません。(そのほうがいいんですけどね。) でも駅弁という強い味方があります。そう、駅弁とはその土地の名物を詰め込んだ玉手箱と考えてみましょう。1000円の駅弁代が安く感じませんか?
私は駅弁でその土地の名物を知ることが多々ありました。初めてその手のものを食べたときの印象はやっぱり強烈で、旅のいい思い出になっています。駅弁は高いかもしれませんが、極貧旅行でも一度でもいいから食べてみたほうがいいかもしれませんね。

もう一つとしては、1旅行で1温泉というのもありかもしれません。要するに一回旅行するたびに一度は温泉に入る、というものです。外湯の状況にもよりますが、なかには1日1湯を実行されている猛者もいます。


最後の結果から立ち寄り地を一箇所減らす

ツアーコンダクターとパック旅行の企画を両方やったことがある人はいやというほどわかるかと思いますが、机上のプランニングと実際の行動では大きく時間配分が異なるのが当たり前です。
えてしてプランニングのほうがあれも行こう、これも行こうとあれこれ詰めこんでしまってかなり窮屈な行程になりがちです。で、結果として立ち寄り地の時間がおしてしまい、なんだかわけのわからないうちに旅行が終わってしまうこともしばしばです。
ですから、できたプランから一箇所思い切って削ってみてはいかがでしょうか?それだけでも思いっきりゆとり度が変わってきます。これはあくまでも自分の経験則からの判断で必ずしもそうしなさいというわけではありませんが、もし旅がなんだかのっぺんだらりと感じるのならば思い切って立ち寄り地を一箇所削るのもいいかもしれません。
ツアコンやってた立場からいうと、パック旅行であれこれつめこんだコースは一見豪華に見えるかもしれないけど、一箇所あたりの時間が減る事になって「滞在時間が10分」とかトイレ休憩並(笑)になることもしばしばです。パンフレットに載っているコースをそのまま鵜呑みにすると地獄を見ます。(何度これで泣いたことが)


結局最後は経験がものを言う

いきなり完璧な計画は立てられません。なんだかんだ言おうと、経験に勝るものはありません。
たとえば今まで私が経験した事故・・・というかミスは
  1. 時刻表の時間を1時間読み違えた・・・・今でもたまにやってしまいます。本数の少ないところでやってしまうと悲劇です。
  2. 架線切断、停電・・・電車の宿命です。私は昨年は2回、今年も2回遭遇しました。このときの冷静な対応があとあと良い経験になります。
  3. 突然の運休・・・乗車駅に言ったら運休の張り紙があった・・・ これが夜行列車だったりすると泣くしかありません。私は「ムーンライト九州」がストライキで運休というのを食らったことがあります。
  4. 雪・・・雪国を通ると避けて通れないのがコレ。どれだけゆとりの時間をもつのかが勝負になります。
  5. 缶詰・・・2000年9月の名古屋の大雨で新幹線に缶詰になった話は結構有名ですね。
  6. エサなし・・・車販がなかったり、駅に店がなかったりして食事が満足に取れないことがあります。これは経験をつむとある程度予測して事前に補給するようになるでしょう。
  7. 渋滞・・・バス等を利用するときにはつき物。これも経験をつむとどのぐらいゆとりをもてばいいのかわかるようになります。田舎のバスの場合は早着することも多いこともお忘れなく。
旅にはトラブルがつきものだということはお忘れなく。
でもこれを乗り越えるといい経験になると思います。何事も経験です。一度やってみて「うまくいかなかったな」と思ったのならばどこがうまくいかなかったのか考えてみて次回の旅行の糧にすればいいのです。経験というのは目には見えませんが、非常に重要だと思います。

「百聞は一見にしかず」とはよく言った言葉です。いくら、旅の参考書やこのページを見たり、旅の上手な人に聞いてみたりして知識は得られるかもしれませんが、そんな努力よりも実戦一発ですべてがわかってしまいます。とりあえず旅に出てみましょう。そして旅の楽しさというのを見つけ出す事ができれば幸いかと思います。
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