〜数は少なくなったものの、急行は健在〜
数は少なくなったとはいえ、急行に乗るときには、乗車券のほか急行券が必要です。
ここでは、いろいろな急行券を集めてみました。
ここでは、いろいろな急行券を集めてみました。
■急行券(急行の自由席)
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急行の自由席乗車には「急行券」
急行に乗車の際は乗車券のほかに急行券が必要です。特急乗車と同じ考え方ですが、特急は指定席利用が前提なのに対し、急行は自由席利用が基本です。このため、乗車券+急行券の組み合わせは急行の自由席に乗車することになります。
指定席利用には別途「指定席券」が必要です
このため、急行券には列車名の記載がなく、来た列車の自由席に乗れます。ただし「一回限り有効」の表示通り、1列車のみ有効で乗り継ぎ利用はできません。
コラム:
これは乗継急行券です。新幹線から乗り継ぐと急行料金、指定席料金が半額になるため、50km以下の急行券に適用すると、乗車整理券以下の料金になってしまいます。
西からの新幹線から新大阪で乗り換えるときに好んでこの乗継急行券を作ります。新大阪からだと新快速は座れないので、だったらライナー感覚でこの乗継急行券を作るわけです。自由席特急券でも可能でこの場合は310円で「はるか」「スーパーはくと」など多彩な特急に乗れます。
だったらおとなしく京都まで新幹線乗ればいいのではという疑問がありますが、広島はともかく博多、新山口、岡山の場合、京都まで乗ると特急料金がワンランク上がる上に、たいていひかりレールスター利用なので新大阪下車がかならず発生するため、ならば気分転換もかねて在来線特急・急行で移動することが多いです。
特に岡山からの場合、京都と新大阪で新幹線特急料金が730円も違うため、乗り換えると多少節約にもなります。 |
■急行券+指定席券(急行の指定席)
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急行の指定席乗車には「急行券」+「指定席券」
急行は自由席乗車が基本のため、急行の指定席に乗車するためには、急行券のほかに「指定席券」が必要になります。「指定席料金」は地域が時期によって差があり、300円〜510円です。
なお、急行券と指定席券を別々に出すことはできず、必ず1枚にまとめられて発券されます。急行券購入後、指定席追加の場合、急行券は回収され「急行券、指定席券」として発行されて渡されます。
コラム:
写真はちくま82号の急行券、指定席券です。「ちくま82号」は長野から松本までは単独運転、松本からは南小谷からの急行「くろよん」と併結して大阪まで向かいます。
ところが松本駅で列車待ち中、篠ノ井線で架線が切れる事故が発生、「ちくま82号」が運休し、「くろよん」のみの単独運転になりました。「くろよん」は全車自由席なので、「ちくま82号」から座席指定を振り替えることができず、「ちくま82号」の指定席料金は無手数料返還になりました。「編成変更、自由席充当」とあるのは編成変更により指定席がなくなったために自由席に振り替えになったことを示したものです。
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指定席が分かれた場合
これも急行の急行券+指定席券ですが、途中の糸魚川で席が分かれています。
同じ列車の指定席が途中で変わる場合、はこのように急行券・指定席券は通しで発行され、席なし券+指ノミ券の組み合わせになります。 なお、こんな趣味的な発行は通常しませんが、通しの席は満席だが、一部区間のみあるとか、あるいは途中で席が変わるの承知な場合、このような形で特急券・急行券・指定席券を発行することができます。(通常は満席ならばそこでハイおしまい、でしょうが・・・)
お約束のように「お席の指定を受けていない区間は、自由席にお乗りください。」とありますが、「リバイバル白馬」は全車指定席。では、「お席の指定をうけなかったら」どうなるのでしょうか? →そんな指定席券は発売してはいけません。。。
コラム:
これは2005年6月の「リバイバル白馬」です。
通常この手のリバイバル列車はすぐに満席になることが多いのですが、乗車前日に突然思い立って購入したところ、通しは無理だが席分割ならばOKとのことでした。 実際に乗車すると、1号車8番ボックス席が全区間空いた状態になっており、結局席は変わらずにワンボックス占拠という形になってしまいました。 この手のリバイバル列車はマニアが列車名ほしさに買うだけ買って、あとは乗らずに放置なんていうケースが多いですが、なんか悲しいですね。 |
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急行の指ノミ券
指定席急行が乗り降り自由のトクトクきっぷで急行の指定席を取ると額面***円の「指定券」が発行されます。「指定席券」ではないので注意。
コラム:
平成6年発行のものです。
古い端末での発券で現在ではほとんど見られないドットインパクトプリンタでの券面。券面を見ると臨時列車の漢字が使えないのか、「シフルミヨウコシカ」と一見見ただけでは何の列車かさっぱりわからないのが笑えます。 |
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はまなすカーペット
はまなすにはカーペットカーが連結されています。この車両にはカーペットがひかれ、枕と毛布があります。
横になれるのですが寝台料金は必要なく、急行券と指定席料金で利用できるので人気があります。
きっぷの券面もかなり特殊で、列車名は「はまなす」ではなく「はまなすカーペット」、なぜか1階と2階の表示があり、1階が雑魚寝、2階が上段の半個室部屋です。2階が人気があります。また、女性専用席は別フロアで分けられており、車内でもカーテンで分離されています。
一番上は、はまなすカーペットの一般席の下段の雑魚寝席、真ん中がはまなすカーペットの一般席の2階席(指ノミ)です。
一方、一番下ははまなすカーペットの女性専用席の2階席になります。フロア指定が1階、2階でなく、「B室」になっているほか、券面の一番右に女性専用で表すマークがついています。 コラム:
はまなすのカーペットカーは車両も特殊、きっぷの券面も特殊ながら発券方法も特殊で駅員泣かせの列車です。
発券方法は
はまなすカーペットの指定が中部以西の駅ですんなり出てくるならば、一度痛い目にあった駅員かかなりの凄腕駅員か鉄道マニアの駅員のどれかでしょう。
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急行指定オプション券
JR北海道、JR四国、JR九州ではSきっぷなど自由席利用のとくとくきっぷで、特急指定席利用の場合は自由席特急券と特急券の差額を支払うことで「指定料金券」「ザ・席券」が発券され、指定席に変えることができます。(一部のフリータイプは除く)しかしJR北海道で急行の指定席を利用する場合は「指定料金券」ではなく、「急行指定オプション券」という特別企画乗車券になります。
実際に発券されるときは、急行指定オプション券+実際乗車部分の指ノミ券の2枚で発行され、Sきっぷとあわせて使用します。 |
■急行券+グリーン券(急行のグリーン指定席)
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急行のグリーン車には急行券+グリーン券で
急行のグリーン車乗車には急行券のほかグリーン券が必要です。急行のグリーン車には指定席と自由席がありますが、値段は同額です。指定席グリーン車でも別途指定席券は必要ありません。
ただ、現存している急行グリーン車は指定席ばかりで自由席は現在存在しません。 写真は急行「つやま」の指定席グリーンのもので、形式的には特急券+グリーン券と同じ体裁で特急が急行に置き換わっただけです。 コラム:
急行「つやま」自体は2004年5月時点でまだ残存していますが、2003年10月の改正までは指定席グリーン車を連結していました。
この「つやま」のグリーン車は急行型車両のグリーン車であり、急行型グリーン車の最後の砦として活躍していましたが、2003年10月でなくなり、イベント車両を除き、急行型車両のグリーン車は全廃しています。
グリーン車自体は「きたぐに」「能登」や臨時の「ちくま」などに残存していますが、いずれも特急型車両のグリーン車による運転です。
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■急行券+グリーン券(急行のグリーン自由席)
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現在はなくなった急行自由席グリーン車
制度上はありますが、現在は急行の自由席グリーン車は消滅しています。
これは現在の特急「東海」の前身にあたる急行「東海」のもので、自由席グリーン車を2両連結していました。
書式的には自由席なので列車名が消え、一回限りで2日間有効の文字が見えます。
普通列車自由席グリーン券と同じ形態です。
(おおぞら様提供)
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■急行券+A寝台券(急行のA寝台車)
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急行のA寝台車には急行券+A寝台券が必要
急行のA寝台に乗るときは「急行券」に加え、「A寝台券」が必要です。
急行の寝台については全車指定ですが、指定席券は必要ありません。 急行のA寝台には開放式寝台(プルマン型)が使用されており、現在では電車A寝台が「きたぐに」で、客車A寝台が「銀河」で見ることができます。
(う”H”お〜ね様提供)
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■急行券+B寝台券(急行のB寝台車)
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急行のB寝台車には「急行券」+「B寝台券」でどうぞ
急行のB寝台に乗るときは「急行券」に加え、「B寝台券」が必要です。
急行の寝台については全車指定ですが、指定席券は必要ありません。
現在急行の寝台個室はなく、開放式B寝台ばかりで電車3段式と客車2段式の2種類があります。
電車3段式寝台は「上段」「中段」「下段」、客車2段式寝台は「上段」「下段」があります。
写真は毎年夏に走る「あおもり」のもので、大阪〜青森を583系電車で運転。ねぶたの時期に運転される「東北夏祭り」とともに、1000km以上を走破する在来線電車では最長距離を走る電車です。
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急行の一葉券
特急券と乗車券がくっついた券(一葉券)があるのと同様に、急行にも一葉券があります。
これは「きたぐに」の乗車券、急行券、寝台券が一枚になったもので、85mmサイズの券にびっしりと必要事項が記載されています。 コラム:
乗車券上部に「□」のマークがあります。これの説明は乗車券の説明に譲るとして、この急行券、寝台券付乗車券の「□」マークは普通の乗車券の「□」とは少し違うことにお気づきでしょうか?
この乗車券は京都〜山科間が新幹線と在来線との併走区間になり、きたぐには当然在来線ですから「□」になること自体は法則どおりです。
通常は「□」は4つずつ、計12個並びますが、指定券・寝台券がからむとなぜか一個ずつ減らされて「□」は3つずつ、9個並ぶことになります。
空いた部分には乗車券の有効日数が表示されています。なぜこの場合で「□」の数が減るのかは謎ですが、有効日数のスペースを稼ぐためともとれます。 |

