きっぷの様式〜特急券 最終更新日:2006/01/13
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〜新幹線以外の在来線の特急券です。バラエティも豊富〜
在来線の特急に乗るときには、乗車券のほか特急券が必要です。
ここでは、いろいろな特急券を集めてみました。
特急券+A寝台券(A寝台車)
特急券・A寝台券
特急のA寝台に乗るときは「特急券」+「A寝台券」
特急のA寝台に乗るときは「特急券」に加え、「A寝台券」が必要です。
特急券は通常期の特急券から510円引きで年中同額です。
A寝台には開放式寝台(プルマン型)と個室がありますが、開放型寝台は現在定期特急列車では「日本海3,2号」しかありません。
上段9,540円、下段10,500円という値段はプライバシー、セキュリティー皆無の開放式2段寝台としては非常に高く、なかなか手が出ないと思います。昔はB寝台が3段式なのでそれなりに価値がありましたが、B寝台も2段化され、さらにB寝台個室も登場している現状では、乗る機会はめったにないのではないでしょうか。
寝台は2段式の場合、「上段」「下段」と座席とは違う呼ばれ方をします。
コラム: ただし、A寝台の下段は寝台幅が93センチなので子供との添寝には最適だったりします。それ狙いで乗車する親子連れもいます。(B寝台の寝台幅は70cmが主流)
シングルデラックス
シングルデラックス
A寝台の個室寝台です。個室寝台はA寝台、B寝台にかかわらず必ず120mm券になります。自動改札は通れません。これは個室寝台が「部屋売り」であることに起因しているようです。
自動改札では人単位でしかチェックはできず、部屋売りに対応できないからです。
個室寝台は「特急券・A寝台券」の横に(個)の文字が入ります。また部屋名称も印字され、何人用かも表示されます。
サンライズエクスプレスのシングルデラックス
サンライズのシングルデラックス
こちらは「サンライズ瀬戸」のA寝台の個室寝台です。きっぷの様式は「日本海」と同じです。
サンライズエクスプレスのA個室は従来のブルトレに比べて大幅にグレードアップされ、広さも拡大されました。
なお、B寝台の場合下の「サンライズゆめシングル」のように列車名と設備名がくっつくことがありますが、シングルデラックスは通常通りの表記です。
トワイライトエクスプレス「ロイヤル」
ロイヤル
トワイライトエクスプレスのロイヤルです。列車名が長いので「エクスプレス」を「EXP」に短縮表記しています。
1人でも2人でも使用できる場合は「1人用」の横に「大人1名」の実際の使用者の内訳が表示されます。ロイヤルは1人用ですが、補助ベッド使用で2人利用も可能です。この場合は「1人用」「大人2名」等の表示になります。
コラム: ロイヤル入手は結構厳しいものがあります。一般的に下り列車よりも上り列車のほうがとりやすいです。また、きっぷを確保してから旅行日程を確定するようなプランを立てると柔軟さが効くようになります。(下りがだめならば上りにしよう、など)
特急券+B寝台券(B寝台車)
はくつるB寝台券
特急のB寝台に乗るときは「特急券」+「B寝台券」
特急のB寝台に乗るときは「特急券」に加え、「B寝台券」が必要です。
特急券は通常期の特急券から510円引きで年中同額です。
A寝台には開放式寝台と個室があります。特急の個室はソロ、デュエットの場合は開放式B寝台と同額で、人気があるようです。
右の写真のはくつる82号は電車3段式寝台で「中段」を確保しています。
ただし、開放式B寝台は、定期で走っている特急は現在すべて2段式で3段式はありません。(ただし臨時で走ることはあるかも。)2段式の場合、「上段」「下段」しかなく、3段式で登場する「中段」にお目にかかることはあまりないかもしれません。
なお、寝台券は必ず特急券とセットで発券され、特急券単独、寝台券単独という買い方は原則できませんが、JR北海道内完結の特急に限り、「寝台利用券」という名前で特急券やRきっぷなどに追加して購入して寝台に乗車することが可能です。
コラム: はくつる82号は583系電車を使用する、「電車寝台特急」ですが、2号車2番は俗に言う「パン下B寝台」と呼ばれ、パンタグラフ下の部分になります。
この部分は天井がやや低いため上段を設置することができず、下段と中段しかありません。下段寝台は他の寝台と変わりませんが、中段は上段寝台がない分天井が広く、非常に広々としています。そのくせ値段は2段式や電車3段式の下段より1,000円ほど安い5,250円なのでお値打ちです。
現在、583系は大阪〜新潟の急行「きたぐに」に使用していますが、きたぐにの場合、8号車1・2、11〜14番寝台がパンタ下になるため、B寝台利用の場合狙ってみてはいかがでしょうか。(窓口で寝台番号の指定ができます。)
遅れ承知特急券
遅れ承知特急券
料補による「北斗星」のB寝台券+特急券です。
ただ、料金が7,500円とやたら安く、下に「遅延特約」の文字が見えます。
これは「遅れ承知特急券」と呼ばれ、2時間以上の遅延が確実な場合、払い戻さないことを前提に特急料金が半額で発売される特急券です。発売するかどうかは鉄道会社側が判断し、旅客側が任意に発行を請求することはできません。
特急料金が3,000円の半額で1,500円、寝台料金が6,000円なので合計7,500円です。(消費税導入前の計算)
最近は遅延特約を出すことが珍しく、まずめったにお目にかかれないものでもあります。
(おおぞら様提供)
寝台指定券(B寝台)
指ノミの寝台券
フルムーン夫婦グリーンパス、北海道フリーきっぷ(グリーン車用)など寝台車乗車可能のとくとくきっぷで、B寝台車に乗るとこのように「寝台指定券」が発券されます。指定券の寝台版にあたります。横に(B寝台)と書かれており、B寝台利用を示しています。
寝台料金券
寝台料金券
通常、寝台券は特急券(急行券)+寝台券でセットで発売することが原則で、寝台券単独で発売することはありませんが、JR北海道内完結の特急に限り、Rきっぷなどに寝台料金分を追加して購入して寝台に乗車することが可能で、「寝台料金券」と呼ばれます。RきっぷやSきっぷのほか、道東フリーきっぷの行き帰りなど往復+フリータイプのきっぷに組み込むことも可能です。
女性専用席
女性専用席
寝台列車の中には女性専用席を備えた列車もあります。
この場合、きっぷの右端に女性専用を示すマークを表示します。
女性専用席は「ミッドナイトレディ」「ムーンライトえちごL」と列車名そのものを分ける場合もあれば、このようにマークで識別するのもあります。
彗星のソロ
彗星のソロ
彗星の「ソロ」です。京都から南宮崎を結ぶブルトレ「彗星」ですが、ソロ以外はすべて開放B寝台ですから、もし乗る場合は狙いたいところですね。個室は一般的に早めに売り切れますが、写真は旅行途中に前日に確保したものです。
キャンセルが出ることも多いのでこまめに回ることが肝心ですね。なお、「彗星」は残念ながら2005年9月30日限りで廃止されています。
個室はすべて120mm券です。
コラム: B寝台個室「ソロ」の場合、2階建てタイプなのですが、上段、下段とは言わずに単純に部屋番号でしか区別していないために、きっぷの券面だけではどの部屋が2階なのかはわかりにくいのです。乗車する場合、希望する部屋があればあらかじめどの部屋が2階席(一階席)なのか調べて部屋番号を駅でリクエストしましょう。部屋番号を調べるには「ほどちゃんの島〜旅の写真館〜」が便利です。
なはのソロ
なはのソロ
こちらはなはの「ソロ」です。九州新幹線開業直前に入手したもので、ソロの2階個室から八代以南の海が眺められたのですが、現在は熊本止めになり、風光明媚な八代以南は廃止されてしまいました。
コラム: このB寝台券は「乗継」の文字があるとおり、新幹線からの乗継です。この場合、寝台券は半額にならないが、特急券は半額になっています。
京都〜新大阪の新幹線特定特急券は830円なので、これと新大阪〜西鹿児島の「なは」と組み合わせると、合計8,700円で「なは」のB寝台に乗れることになり、新大阪〜西鹿児島間をまともに買ったときの値段9,450円(特急料金3,150円、寝台料金6,300円)よりも安くなる料金逆転現象が起きます。
北斗星のソロ
北斗星のソロ
北斗星の「ソロ」です。形式は「なは」と全く同じです。ただし、部屋の形状は北斗星となはでは全く異なります。一言で言えばなはは寝台重視、北斗星は昼間時重視といえるでしょうか?
特徴的なのが特急料金で第三セクター路線を通るので、特別の料金設定になっています。
コラム: もう時効と思うので書きますが、某全国紙のきっぷのコラムで取り上げられたときに例としてあげたのがこれです。みればわかるとおり、JR西日本の5489サービスで確保しています。
インタビュー受けたときいろいろ薀蓄たれた気がしますが、実際に掲載されたときはさらに誇張されて表現され、飲みかけのコーヒーを吹きだしかけたことも。
ソロの寝台指定券
ソロの寝台指定券
「ソロ」の指ノミです。ぐるり北海道フリーきっぷなんかでも発行されますから見る機会は案外多いのではないでしょうか?
寝台指定券ですがソロの場合、(B寝台)から(B個)になっています。
コラム: B寝台個室が使えるとくとくきっぷは結構多くあり、北陸からの東京フリーきっぷ、ぐるり北海道フリーきっぷなんかも使えます。
A寝台まで使えるとくとくきっぷはかなり少なく、開放式A寝台用は皆無、A個室が使えるのは「夫婦ふたり旅パス」(グリーン車用)ぐらいで、ツインデラックスが利用可能です。これ以外には「カシオペアひとり利用券」があります。
サンライズシングル
サンライズシングル
「サンライズゆめ」のシングルです。
列車名が「サンライズゆめシングル」と列車名に設備名がくっついた形になっています。
これは、「シングル」のほか「ソロ」「サンライズツイン」も同じパターンです。サンライズ出雲、サンライズ瀬戸も同じようにつけられます。
一方シングルツイン、シングルデラックスは列車名は単純に「サンライズゆめ」となり、なぜか列車名が統一されない珍現象が発生します。
席番(部屋番号?)がインフレ気味ですが、21以上は2階建ての2階部屋なので、リクエストの際参考までに。
コラム: この「サンライズゆめシングル」という風に列車名に設備名をくっつける列車名はいくつかあるのですが、サンライズの場合ややこしいのは「シングルツイン」が通常の列車名で存在することです。このため「シングル」を注文すると「シングルツイン」を誤発券するトラブルが全国で後を絶たないようです。(かくいう私も同じ目にあいました。)
このあたりはマルスの改修を望みたいところ。
シングルツイン
シングルツイン
トワイライトエクスプレスの「シングルツイン」です。
上記のロイヤルと同じく1人用寝台ながら補助ベッド利用で2人用利用も可能なので、寝台の利用人数を示す「1人用」の横に、実際の利用人員を示す「大人1名」の文字が見えます。
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