〜鉄道に乗るには必ず「乗車券」が必要です。〜
ここでは、主に長距離の乗車券の様式について、あげてみました。(金額式の近距離乗車券は割愛しました。)
乗車券は「片道乗車券」「往復乗車券」「連続乗車券」の3つに大別され、それぞれ特徴があります。
ここではこれらの乗車券について見てみましょう。
乗車券は「片道乗車券」「往復乗車券」「連続乗車券」の3つに大別され、それぞれ特徴があります。
ここではこれらの乗車券について見てみましょう。
なお、時刻表の地図片手にこの記事を読むとわかりやすいと思います。
■片道乗車券(片道きっぷ)
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片道乗車券とは?
単純なA駅からB駅までのきっぷです。大都市近郊区間以外ではきっぷは経路どおり発券されます。途中で経路がぶつかってはなりません。
さて、この一番基本的なきっぷについて見てみましょう。 きっぷは基本的に左が発駅、右が着駅です。その下の「津山線、宇野線、本四備讃、予讃」はこのきっぷで通る経路を島します。基本的にきっぷに記載された経路以外では乗車することができません。 「9月6日から2日間有効」というのは文字通り、9月6日から2日間このきっぷが使えますよとの意味です。 下の「15.-8.-6」というのはこのきっぷを発売した日です。
ここまではわかると思いますが、それ以外はわかりにくいかも。
まず、「30143-01」はきっぷの通し番号になります。つけ方には規則がありますがここでは割愛します。(興味あるかたはきっぷのサイトで調べてください。) その横の(4−タ)というのは、発行した旅客営業会社を示します。左の数字がどこで発行したかで、
その横の「C61」というのは「誤取消防止符号」(C符号)と呼ばれ、きっぷをキャンセルするときにこの番号を入力することになっています。乗車券ではあまり影響ありませんが、指定席がからむ場合はこれが重要になります。
コラム:高松は香川県の県庁所在地駅ですが、その横に(讃)の文字が入っています。
実は石川県の七尾線にも高松駅があり、これとの区別のために(讃)の文字が入ります。 |
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途中下車できない乗車券の場合
途中下車できない近距離切符や大都市近郊区間内の場合、途中下車禁止を意味する「下車前途無効」の文字が入ります。
もっともこの場合は自動券売機で購入することが多いですから、有人窓口に行ってわざわざ購入する機会はあまりありません。 コラム:敦賀港とは見慣れない駅名ですが、JR貨物が管理する貨物駅で、通常は発売されません。ところが、2004年10月に敦賀〜敦賀港間で「SLきらめき号」が運転され、全国のみどりの窓口で発売されたため、敦賀港駅もマルスに収容されました。経由欄の「敦賀港線」の表記も特徴的です。
なお読み方は「つるがこう」ではなく「つるがみなと」です。 |
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周遊きっぷの行き券・帰り券
本来ならばとくとくきっぷの項でふれるべきですが、周遊きっぷの行き券・帰り券のルール、きっぷの仕様等は片道乗車券に似ているためにあわせて載せました。
「周割20幹★」が周遊きっぷの割引を表し、払い戻しと変更の制限の記載が出ていますが、券の見方自体は片道乗車券とよく似ています。詳しくは後日解説します。 なお、このきっぷ、経路数が多いため、経路は9つしか記載しておらず、残りは手書きになっています。このあたりはの「往復乗車券」参照。 |
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同じ発着駅のきっぷでも・・・
片道乗車券ですから、当然元の駅に戻ってきてもかまいません。この2枚は京都から京都までのきっぷです。
同じ「京都→京都」のきっぷでもこの2枚は値段等が全く違います。 それもそのはずで、上は、京都から敦賀、小浜、舞鶴と回って京都に帰ってきているのに対し、下はなんといったん日本海側を青森まで向かいそこから東北線を下って東京経由で京都に戻ってきています。
なお、「京都市内」となっているのは、中心駅(この場合は京都)から201km以上ある場合は、京都市内にある駅は「京都市内」としてひとくくりにされます。
東京の場合は「東京都区内」大阪の場合は「大阪市内」と大都市の駅で長距離きっぷを頼むとこのような形になります。 また、東京だけ、東京駅から101〜200kmの駅までの乗車券は「東京山手線内」発着となり、山手線内の各駅から出発到着すると「東京山手線内」発着のきっぷになります。
なお、「券面表示の都区市内各駅下車前途無効」というのは、この場合は京都市内の駅では途中下車できないということを示しています。
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東海道・山陽新幹線経由と在来線経由
これは、九州を鹿児島線、日豊線で一周するきっぷです。
北九州市内となっているのは前述のとおり201km以上のためです。
ここで、特定の区間を東海道・山陽新幹線を経由して利用する場合には、乗車券という券面上部の表示の右に、(幹)という文字がつきます。この乗車券では小倉〜博多を新幹線に乗車することになっており、経由にも「小倉・新幹線・博多」と新幹線の乗車区間が明記されています。
「特定の区間」とは東京〜熱海、米原〜新大阪、新下関〜博多で、新幹線と在来線で管轄の鉄道会社が違う場合です。
また、券面に「■■■■」や「・・・・」という記号が入っています。また、上の京都→京都の乗車券には「□□□□」や「・・・・」の記号が表記されています。
この■や・などは、普通乗車券の場合、全部で12個あります。左側の4つが、JR東日本・JR東海の区別(東京〜熱海)、中間の4つが、JR東海・JR西日本の区別(米原〜新大阪)、右側の4つが、JR西日本・JR九州の区別(新下関〜博多) です。□が在来線経由、■が新幹線経由、・が該当区間なしを意味します。 この九州一周の乗車券の場合、小倉〜博多間を新幹線利用なので、一番右端4つが「■■■■」です。 上の京都〜京都の乗車券は米原〜京都を在来線経由にしているため真ん中4つが「□□□□」になっています。
ちょっとややこしいのが上の周遊きっぷのゆき券「西大津→園部」のきっぷで、実は東京〜三島を在来線、三島〜京都を新幹線経由にしています。(手書きがからんでいるためわかりにくいですが・・・)
このため、左4つの東京〜熱海は在来線利用ですから「□□□□」、米原〜京都間新幹線なので、「■■■■」の表記になっています。 |
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私鉄等との連絡乗車券
一部の私鉄・第三セクターとの間で、範囲を限定して通過運輸の取り決めがなされていることがあり、この場合、通しの乗車券を買うことができます。なお、この範囲は連規別表に記載されていますが、通常は公開されていないため、簡単に知ることはできません。ただ、私設サイトの日本の切符収集情報ライブラリー「JR連絡運輸取扱会社線一覧表」で調べている方がおられますので、非常に参考になると思います。
これは、小田急の新宿から新松田・松田から御殿場線経由、沼津からいったん三島にバックして新幹線で京都へ向かう乗車券です。
有効期間が4日となっており、小田急・JR線内双方で途中下車が可能です。
通常の東京都区内〜京都市内の普通乗車券よりも安く、なおかつ有効期間が1日長いのが面白いところです。あさぎり利用でしたので松田-御殿場線接続ですが、小田原-東海道線接続にするともっと安くなります。 コラム:
この乗車券、一見すると三島〜沼津間は往復乗車しているように見えますが、三島〜静岡間の幹在別線(新幹線と在来線を別の線とみなす)の扱いにより、在来線で三島にバックして新幹線に乗ることが可能になっています。
これは時刻表にも「新幹線と在来線が並行する区間の特例」としてピンクのページに掲載されているので、興味のある方は時刻表で見てみるといいでしょう。 コラム:
この乗車券、もちろんJRのマルスで発券した乗車券ですが、なんと小田急新宿駅の自動改札OKでした。冷静に考えるとJR線乗り入れ列車があるわけですし、対応しても別におかしくないわけですが、京都までの乗車券を小田急新宿の自動改札で通したときはさすがに驚きました。
なお、下記に出ている会津若松〜浅草のマルス発行の連絡乗車券は東武の自動改札は通れません。 |
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連絡乗車券の改廃
連絡運輸は常に変動しており、以前は買えたのに、今は買えないなんてことも多々あります。
この万博八草〜京都の乗車券なんかもそうで、 愛知環状鉄道とJR6社間の連絡運輸は2005/3/18〜9/30限定で設定されていました。当然ながら愛知万博対応です。 現在は愛知環状鉄道とJR東海の中京地区のみ設定です。
万博八草駅は2005/10/1より八草駅になっています。なお、この乗車券は万博八草駅で購入したものですが、マルスは新豊田駅のものを持ってきたらしく、発行が新豊田駅になっています。
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通過連絡乗車券
一部の私鉄・第三セクターには「通過連絡運輸」というものが設定されています。
これはJR-第三セクター-JRという風にJR線の間に第三セクター線を挟んだ場合、前後のJR線の運賃は通算するという制度で、これもあらかじめ決められています。 時刻表には特に出ていませんが、北斗星利用時の盛岡〜八戸間、南紀利用時の河原田〜津間、スーパーはくと利用時の上郡〜智頭間などの特急料金早見表を見ると運賃・料金が前後のJR線を通算していることがわかると思います。
写真は北近畿タンゴ鉄道を通過する乗車券です。経由に「北近畿線」が入っているのがわかります。
なお、北近畿タンゴ鉄道の乗車券では途中下車できませんが、この通過連絡乗車券や上記の連絡乗車券の場合、通算の営業キロが101キロ以上ある場合は途中下車できるので、宮津で下車して観光といったことも可能です。 |
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会津若松〜浅草
今まで浅草〜会津若松等は東武〜野岩鉄道〜会津鉄道〜JRと4社にまたがっていたためか、需要がありそうなのに通しの乗車券は発売されませんでした。
しかし、平成17年4月から発売駅限定で、浅草〜会津若松のような通し乗車券も発売できるようになっています。
券面を見ると、やはりマルスの通常の片道乗車券の発行方法では無理だったのか、どうも企画券口座を流用しているようで、○企の表記こそないものの、右上には企画券コードらしきものが。券面も片道乗車券というよりはなんかのとくとくきっぷに見えます。
なお、これはJR会津若松駅で購入したためマルス券ですが、東武側でも当然購入でき、こちらは常備券のようです。 有効期間3日は、JRの有効期間1日と、会津鉄道・野岩鉄道・東武鉄道の101km以上の乗車券の有効期間2日を足したものと思われます。なお、この4社連絡はどうも連規にはない特例扱いのきっぷのようで、東武、野岩、会津の連絡乗車券+西若松〜会津若松の乗車券を組み合わせて作ったもののようです。 |
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宮島連絡船
JR西日本は宮島航路を持っており、宮島港、宮島口港で乗船券を購入することができます。きっぷの形態は乗車券とまったく同じです。
また、写真のように、鉄道線との通しの乗車券を作ることも可能です。宮島口〜宮島は170円を加算するだけなので、別々に買ってもあまり問題ありませんが、通しで買うと有効日数は鉄道線、航路の営業キロの合計になるので、これにより有効日数が1日増えたりします。 コラム:
きっぷに「西」と出ていますが、これは通常のマルス端末ではなく、POS端末と呼ばれるもので購入したものです。宮島航路の宮島ではB-POSと呼ばれる端末が導入されており、これにより乗車券などを発券することが可能です。
なお、宮島港で購入しましたが、購入場所はあくまでも宮島「駅」です。 |
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区間変更券
手持ちのきっぷを変更した場合に使われます。
普通、乗り越しの場合はもともとが途中下車不可能なきっぷの場合は原券と変更後の金額の差額、途中下車可能なきっぷの場合は乗り越し分の運賃を支払います。
この場合に発券されることがあるきっぷで、このケースでは東京都区内の駅から乗車券を買い、東京駅で神戸市内までのきっぷに変更した場合に発行されたものです。
変更前の運賃と変更後の運賃が記載されているのが最大の特徴です。
(う”H”お〜ね様提供)
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株主優待で乗車券を購入した場合の例外
この乗車券はJR西日本の株主優待を利用して購入したものです。
通常、小倉駅から201km以上の乗車券は上記で説明したとおり、「北九州市内」発となるのが原則です。 ところが北九州市内の在来線はJR九州のため、JR西日本の株主優待では乗車できません。このため、「北九州市内」ではなくJR西日本山陽新幹線の「小倉」と単駅になっています。 逆に京都は、在来線が京都市内がJR西日本エリアになるので、通常通り「京都市内」行きになっています。
経路は新大阪までは新幹線、新大阪〜京都は在来線です。新大阪〜京都の新幹線はJR東海になるので、やはりJR西日本の株主優待は使えません。
また、通常のきっぷは新幹線と在来線が並行している場合はどちら経由の乗車券でも乗れますが、この乗車券ではJR他社線がからむ部分で、小倉〜新下関は新幹線固定、新大阪〜京都は在来線固定で、変更はできません。(新下関〜新大阪は通常通りどちらにも乗れます。)
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学生の特権「学生割引乗車券(学割)」
JRでは、学割証を用意して、101km以上の乗車券を購入すると、このように学生割引乗車券が発行されます。運賃が2割引で、料金は割引にはなりません。
券面には「学割」の文字が入ります。
学割乗車券で旅行中は学生証を常に携帯しましょう。
(トラ好き様提供)
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高齢者の特権?「ジパング倶楽部(ジ割)」
JRでは、「ジパング倶楽部」という会員制の旅行クラブを展開しています。
男性65歳以上、女性60歳以上ならば誰でも入会でき、1年間の会費は3,670円。 JRの営業キロが通算201km以上の場合、2回目までは運賃・料金が2割引、3回目以上利用の場合は運賃・料金が3割引です。 「のぞみ」の特急券が割引にならないなど一部不便な部分もありますが、運賃・料金とも3割引はかなり大きく、使い勝手はいいです。 券面には「ジ割30」(3割引の場合)「ジ割20」(3割引の場合)という表示になります。
(トラ好き様提供)
コラム:この乗車券は山陽新幹線と併走しますが、「□□□□」の表記はありません。これは新大阪〜岡山間は在来線でも新幹線でもJR西日本線なので分ける必要がないためです。
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連絡乗車券とジパング倶楽部
この乗車券は特急券と一葉になっており「一葉券」と呼ばれています。
さて、このきっぷには経由がないですが、天橋立〜(北近畿タンゴ鉄道)〜福知山〜(福知山線)〜大阪の乗車券とタンゴディスカバリーの特急券がくっついたものです。
連絡乗車券とジパング割引のあわせ技ですので、運賃がかなりわかりにくいですね。
(トラ好き様提供)
コラム:
この「ジ割」のきっぷ、運賃2,070円、特急料金2,030円となっていますが、内訳はわかるでしょうか?
北近畿タンゴ鉄道は「ジパング倶楽部」の割引適用外ですので、以下のようになります。
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復路専用乗車券
追分→沼ノ端→苫小牧→沼ノ端→千歳と旅行する場合、実際の乗換駅である沼ノ端駅には特急が止まらないため、苫小牧駅で途中下車しないことを条件に苫小牧まで戻って特急に乗ることが可能です。
ただし、苫小牧で途中下車すると沼ノ端〜苫小牧の往復乗車券が別途必要になります。この際、たいていは苫小牧駅で途中下車を申告するわけですが、この際に発行されるのが「復路専用乗車券」です。復路専用とは変な言い方ですが、往路はこの場合沼ノ端→苫小牧を指し、既に乗ってしまったわけですから、運賃(210円)だけを収受して復路のみの乗車券を乗客に渡すことになります。このため「復路専用」となります。運賃が420円と沼ノ端〜苫小牧の往復分になるのはここに起因します。 コラム:
復路専用乗車券はすべての駅で発行されるわけではなく、主に分岐駅に対して、下車駅が大駅の場合に発券されることが多いです。
また、同じようなパターンでも復路専用乗車券が発行されずに分岐駅から下車駅までの運賃のみを支払い、乗車のときは分岐駅までの片道乗車券を別途購入するように指示される駅も多いです。 |
■往復乗車券(往復きっぷ)
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往復乗車券とは?
「片道きっぷ」を往復利用することで「往復きっぷ」になります。(ってそのままやないけ!)有効期間は片道きっぷの2倍です。
なお、有効期間については、通算されますので、この京都〜播州赤穂の乗車券の場合、1日で播州赤穂に向かい、3日かけて京都に戻ってきてもかまいません。
券面を見ると、往路には「ゆき」復路には「かえり」の文字が印字されることが特徴です。
また、金額は往復合計ですので、行き券には「***」と入り、帰り券に金額が記載されます。 コラム:
きっぷに「C制」と出ていますが、これはクレジットカードで購入するとつくものです。これはきっぷ全般に言えます。
「C制」の場合はクレジットカードの番号が下部に記載されるのが特徴です。 JR東日本のViewカードで購入すると「東C」と表示されます。 |
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別線往復乗車券
通常、往復乗車券というと行き、帰りの経路は同じになります。新幹線がからむ場合でも幹在同一視の原則により、どちらかの経路に固定されます。
東京都区内〜大阪市内の往復乗車券の場合、新幹線経由、東海道本線経由の2通りの乗車券ができますが、東海道本線経由でも新幹線が、新幹線経由でも東海道本線経由で乗れます。(第三セクターは並行在来線にならないので、八戸〜盛岡等はどちらかに限定されます。)
ところが新下関〜博多間については新幹線と並行在来線で運賃が違う(新幹線はJR西日本、在来線は新下関〜下関はJR西日本、下関〜博多はJR九州)のため、上記のような取り扱いはできません。
このため用意されたのが別線往復乗車券と呼ばれるものです。 通常の往復乗車券は復路の乗車券に合算した運賃が表示されますが、これには復路のほか、往路にもカッコ書きで運賃が表示されます。 さらに往路の乗車券に「復無割」と書かれて復路の乗車券分の無割引の運賃が、逆に復路の乗車券には「往無割」の文字が入って往路の乗車券分の運賃が記入されています。 |
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往復割引乗車券
往復割引乗車券とは、片道の営業キロが601km以上の区間を往復すると、運賃が1割引になります。
券面には「複割」と表示されます。これは特に申告しなくても、601km以上の往復乗車券を購入すると勝手に往復割引にしてくれます。 コラム:
さて、この乗車券の経由を見ると、「湖西・新幹線・東京」となっています。東海道・山陽新幹線乗車時には、上で解説したとおり、乗車区間を明記していますが、この場合、いきなり経路が連続しています。
これは湖西線が京都〜米原の間の山科駅で分岐しているためです。京都で途中下車しなければ、堅田から京都に出て新幹線に乗ることが可能な特例があります。ところが、京都乗換の場合、実際の運賃計算経路は堅田〜山科〜米原ですので、経由に京都と書けません。ですから新幹線下車駅の京都というのを表示せずにいきなり線名を連結してきています。 かなり苦し紛れな表記の仕方のようにも見えます。 |
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別線往復割引乗車券
別線往復でも片道601km以上だと当然のことながら、行き、帰りの運賃がそれぞれ1割引になります。ただし、この場合運賃表記がややこしくなります。
往路の運賃11,130円と復路の運賃11,030円を合計すると22,160円と発売額よりも高くなりますが、これは往復割引適用前の運賃です。実際は往復割引が適用され、11,130の1割引(10,010円)と11,030の1割引(9,920円)との合計額19,930円が発売額となります。
コラム:
以前は往復割引とは「601km以上を往復すると、復路の運賃が2割引」という制度でした。(さらに昔は1001km以上だったことも。)
JR3島会社の運賃値上げでJR6社の同一運賃体系が崩れた際、この制度だと運賃がややこしいことになるため、現行の「601km以上を往復すると、往路、復路の運賃がそれぞれ1割引」に改められています。 |
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横長の乗車券
これは、最北端の駅稚内からJR最南端の駅西大山への往復割引乗車券です。東海道・山陽新幹線を全線通りますので、「■■■■」が12個並んでいます。こんな趣味としか思えない乗車券も簡単に買うことができます。
さて、今までの乗車券(横85mm)に比べるとこれは横長(横120mm)です。これは経由の文字数が多すぎるためです。
85mmの乗車券には20文字程度しか入らないようです。それを超えるようなきっぷはこのような120mm券(か、上の周遊きっぷ行き券のように手書きで追加。)になります。(もし20文字だと、すべて2文字だと10経路が限界となります。)ただし、これでも30文字程度が限界のようでこれ以上は発券してから手書きで加えることになっています。 (これについてはマルスの仕様の問題なので、完全な仕様がわからない以上、若干筆者の推測も混じっています。)
なお、マルスで発券できるのは16経路までで、これ以上は「経路数オーバー」でエラーになります。この場合は手書きの乗車券になります。
あまり縁がないとは思いますが、最近は一筆書ききっぷなどでテレビで紹介されることも。 |
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連絡線の往復乗船券
JR西日本では宮島航路を持っていますが、その乗船券を示します。補充往復乗車券と呼ばれるものですが、鉄道と全く同じ様式です。
コラム:
補充往復乗車券と呼ばれるもので、マルスや自動券売機のない窓口で購入するとこのような形のきっぷが渡されることがあります。これは往復乗車券ですが、もちろん片道乗車券もあり、片道乗車券の場合は1日有効の場合は赤色、2日以上有効の場合は往復乗車券と同じく水色の乗車券になります。(これは基準規程で決まっています。)
このように駅名があらかじめ印刷されているのもあれば、駅名欄が空欄で駅員がゴム印で押すタイプもあります。 青春18きっぷの常備券が赤いのは「1日」有効に由来しています。かつて「青春18のびのびきっぷ」というきっぷがあり、1日乗り放題の乗車券が4枚、2日乗り放題の乗車券が1枚ついていましたが、1日乗り放題は赤い色、2日乗り放題は水色と、やっぱり基準規程に沿った形をしていました。 |
■連続乗車券(連続きっぷ)
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連続乗車券とは?
連続きっぷとは、一言でいえば片道でも往復でもないきっぷであるといったらいいでしょう。片道きっぷの途中で経路がぶつかってしまった場合や、往復で出発駅と帰着駅が変わる場合などが考えられます。ようするに片道きっぷ2枚分で連続きっぷということになります。
主なところでは
また、裏技として片道きっぷを買ったものの、有効日数が1日足りない場合に、片道きっぷの終点から1駅折り返し区間をつけて連続きっぷにすると有効日数が折り返し分だけ増える(=1日増える)のを利用した方法があります。連続きっぷは別に行きだけのきっぷで2枚分の有効日数分を使えるので結構便利ですよ。
右のきっぷは小出で経路がぶつかるため、小出までと小出からの連続乗車券になっています。第一券辺が横長なのは経由数が多いためです。
金額はそれぞれの券片に記載、有効日数は2枚通しで表示されます。 コラム:
この乗車券、よく見ると変です。
というのは途中経路に京都があるのに京都市内発(しかも京都駅での途中下車印付)という一品です(爆) 実際購入のときは「丹波口」から発券処理されたので交わっていませんが、丹波口は京都市内の駅ですから強制的に「京都市内発」に書き換えられたものです。 規則上はこのような場合は「京都市内」発にはせず、「丹波口」発にすることが認められています。(単駅指定と一般に呼んでいます。)マルスはこれを自動判別する機能はないので、機械的に「京都市内」発と出してしまうんですよねぇ。 |



