| 周遊きっぷの概要 |
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周遊きっぷの一例(長崎・佐賀ゾーン)。画像をクリックすると拡大されます。
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簡単に書くと、
「行き帰りのきっぷプラス目的地のフリーきっぷ(=ゾーン券)」
ということになります。
つまり、あらかじめ設定されたフリーきっぷの入り口までの行き帰りのきっぷと、フリーきっぷを会わせたものとなります。
このため、周遊きっぷは次の3枚で構成されています。
- ゆき券(出発駅からゾーンの入り口駅まで使用、片道201キロ以上)
- ゾーン券(入り口駅から出口駅までのゾーン内に使用)
- 帰り券(ゾーンの出口駅から出発駅まで使用、片道201キロ以上)
※ゆき券、帰り券を総称して「アプローチ券」と呼ぶことが多いです。
これが大原則となります。発行時は必ず「行き券」+「ゾーン券」+「帰り券」の3枚組になります。(これにきっぷ使用時の注意書きがついてきます。これは1枚から4枚までまちまちです。)
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たいていはマルス券ですが、このように手書きの補充券で渡されることも・・・
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| 周遊きっぷの長所と短所 |
ゾーン券の有効期間は 一部を除き5日間 |
ゾーン券の有効期間は5日間と一定です。えらく短いなと思われる方も多いでしょうが、周遊券時代、有効期間の長さを悪用して会社ぐるみの不正乗車が絶えなかったことの反省からきているようです。しかし、北海道ゾーンはさすがに短すぎたのか2002年12月より10日用も登場しました。
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| 特急自由席乗車可 |
特急の自由席に乗車可能です。新幹線はゾーンによってまちまちなので注意しましょう。JR東日本がゾーンとなる周遊きっぷは新幹線がダメなケースが多く、逆にJR西日本がゾーンとなるきっぷは一部を除いて山陽新幹線はほぼOKです。
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| バス・民鉄も可 |
ゾーン内のJRバスが使えるゾーンは結構多いです。中には十和田湖などかなり使えるものもあります。
また、第三セクター路線や、東京モノレールなど自社グループの路線に乗れるものもあります。
さらにJR西日本のゾーン券及び「飛騨・奥飛騨ゾーン」に限りますが、私鉄や路線バス、トロッコ列車が使えるゾーン券もあります。
JR以外の路線が乗れるものは積極的に組み入れたほうがいでしょう。旅行の幅も広がりますし。
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| ゾーン券単独購入は不可能 |
ゾーン券単独で見ると結構魅力的なゾーンも含まれています。ですが、単独での購入ができません。
また、アプローチ券に青春18きっぷなどとくとくきっぷを組み込むこともできません。
このあたりもかなり不便と言われているようです。
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アプローチ券に2つ以上の ゾーン券をつけてはならない |
行き券・帰り券についてつけられるゾーン券は1枚です。2枚以上つけられればかなり旅行に幅ができると思っている人は少なくないはず。
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| アプローチ券も割引 |
行き券、帰り券は普通運賃の2割引、学割は3割引です。それなりの割引率ではあります。ただし特急料金などの料金割引がないのが痛いですね。
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アプローチ券に航空機が 使えることも |
北海道・四国・九州(下関・北九州ゾーンをのぞく)のゾーンでは片道のみ、航空機が利用できます。特割等もそのまま使えます。ただ、これを全部のゾーンに広げてほしいのは私だけではないはず。
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| 東海道新幹線の例外 |
アプローチ券に東海道新幹線を含めると、アプローチ券の距離が600km以下の場合はアプローチ券の割引率は5%と極端に下がってしまいます。個人的にはこの制度が一番周遊きっぷをややこしくしている元凶のように思えますが・・・
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| 多客期もOK |
周遊きっぷには利用期間の制限は一切ありません。これはありがたいですね。逆に他のとくとくきっぷに対して最大のアドバンテージがここ、というのもなんか情けない話ですが。
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| どの駅発でも発券可能 |
ゾーン内の駅からは無理ですが、条件さえ満たせばどの駅からも発券できます。アプローチ券に対しては経路の指定はなく、どのような経路をとってもかまいません。
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| 周遊きっぷはどういうとき便利? |
なんか上を読んでいると、「周遊きっぷは使えない」という意見が出そうです。実際そうだと思います。他のとくとくきっぷとバッティングした場合は間違いなくそちらのほうがお得でしょう。
じゃあどういう時に使えるのでしょうか?
- 他の割引きっぷがない往復間
例は少ないですが、中には2点間往復するだけでもとが取れてしまうものがあります。JR東日本のゾーンに結構ありましたが、2002年10月の改変により、かなり減少してしまいました。
- 普通が極端に少ないところを効率的に旅行するとき
安さでは「青春18きっぷ」というものがありますが、特急が使えません。ダイヤは特急をベースに組んでいるので、効率的に移動したい場合などは短区間とはいえ特急がそのまま乗れる利点はあります。隣の駅とかにも使えたりします。 これもJR東日本の新幹線などがいい例だったのですが、2002年10月及び2002年12月の改変により、ごく一部を除き、新幹線が使えなくなってしまいかなり不便になっています。
- 多客期
北海道フリーきっぷなどは多客期は使えません。ですが周遊きっぷはそういう制限はないので盆でも正月でも利用できます。もっともかなり消去法的な選択ですが・・・
- JR鉄道線以外の乗り物
JR鉄道線以外の乗り物に乗れるゾーン券も結構あります。中には「加賀・能登ゾーン」「越前・若狭ゾーン」「津和野・秋芳洞・萩ゾーン」のなどように周遊きっぷしか乗り放題がないゾーンもあります。こういうゾーンはえてしておいしいゾーンと言えそうです。地方路線バスはかなり運賃が高いケースが多いので、うまく使うとかなり効果的なことが多いですね。
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