逆説的プランニング〜決して旅は目的から始まるわけではない〜

最終更新日:2003/03/04 
〜プランニングの方法は一通りではありません。いろいろ考えてみましょう。〜     >>>トップ   >プランの作り方

目的が達成できるかどうか?(トワイライトエクスプレスの事例)

行きだけでなく、帰りも
例えばトワイライトエクスプレスに乗ることが主目的と考えます。でも人気列車ゆえにすぐに満席になってしまいます。

でも発想を変えて「行きじゃなくて帰りに使うようにしたらどうか?」という風に考えてみてはいかがでしょうか?
となると、寝台券入手のチャンスは行きだけでなく、帰りも検討すればいいわけですから当然2倍になります。ただし、帰り用のプランニングを考える必要があります。もし、これでうまくプランニングがうまくいかないようならば、行きの「トワイライト〜」にすべてをかける必要がありますが・・・


日程をずらしてみよう
なかなかきっぷが取れないわけですが、日程をずらしたらとれる可能性があります。社会人の場合、休みのやりくりが大変なのでなかなか日程変更はできないでしょうが、たとえば5日は無理だったけど6日はOKとかだったりすると、それを軸にプランを立てればいいわけですね。

注意したいのは日程をずらしかたらって、それが必ずしもプランをスライドさせればいいだけ、というわけではないということです。観光船とかは休日と平日でかなり時刻が違ったりするので再点検が必要ですね。

逆まわりの検討(四国一周の場合)

もしかしたら逆コースがいいのかも・・・
たとえば

高松→今治→松山→宇和島→高知→高松(Aコース)

というコースがあるとします。
例えばこれを逆コースにするとどうでしょうか?

高松→高知→宇和島→松山→今治→高松(Bコース)

この場合、宿泊地を宇和島とした一泊2日とすると、イメージ的には
  • Aコース・・・松山→宇和島で日暮れになる。宇和島→高知間が午前の移動
  • Bコース・・・高知→宇和島で日暮れになる。宇和島→松山間が午前の移動
こんな感じになるのではないでしょうか。

博物館とかの各種施設は5時ごろまでに閉館するところがほとんどでしょうから、たとえばAコースで松山→宇和島の間にある、大洲を訪問しようとした場合、少なくとも(伊予)大洲に3時ごろには到着しないといけません。
となると、それまでの行程が非常に窮屈になるのは明らかでしょう。

逆にBコースだと大洲到着が朝ですから、ゆとりをもって訪問することができます。


このように一つのコースに固執せず、逆コースなどを検討してみると案外うまくいくことあるかもしれません。

宿泊地を移動してみよう
上記のコースでは宿泊地を宇和島にしていますが、これを移動してしまう考え方もあります。
例えば八幡浜にしたり、窪川にしたりする考えもあります。
プランニングで窮屈だなあと思ったら、宿泊地そのものを移動するのも一手です。

ただし温泉だったりするとその宿泊自体が目的になるのでなかなか動かせないわけですけど・・・

「超割」「バーゲン割引」を軸にしたプランの検討

今まで口を酸っぱくして「旅の目的をきめなさい」と言ってきましたが、
今回はあえて目的を封印してみます。

全日空では「超割」日本航空システムでは「バーゲン割引」といった、かなりお得な割引運賃があります。
「超割」を例にあげると、「超割」は日本全国、どこに行っても10,000円均一という割引運賃です。ただし、設定期間が限られており、2ヶ月前からの発売です。詳しくはANAホームページまで

さて、「超割」ですが、たとえば東京〜鹿児島でも10,000円です。青春18きっぷを除けばおそらく最安の東京〜鹿児島間の移動方法です。これを指をくわえて眺めているのはなんかもったいないです。
だからとりあえず「超割」を押さえてから目的、旅のプランを考えるのもありです。もちろん超割購入までに目的やプランを考えるのが理想ですけど、うまく「超割」がゲットできなかった場合、ホコ先を変えるのもありでしょう。

仮に鹿児島行きの「超割」が取れたのならば、すぐに本屋に鹿児島関連のガイドブックを購入しに走り(爆)、そこから自分が行きたそうな所を物色してプランを立てるようにするのもいいでしょう。ただし、「超割」航空機の時刻だけは固定ですから、そこを軸にしてプランを立てていくのは言うまでもありませんね。

期間限定の「格安乗り放題きっぷ」を軸にしたプランの検討

航空会社だけでなく、JRなどでも期間限定で格安のフリーきっぷを出していたりします。(JR東日本パスなど)突発的に登場することもあり、期間限定でそのとき限りしか発売されないこともあります。

やはり見逃すには惜しい気がするので、うまく使ってみたいものです。
ただし、無目的に利用するのはやはり問題です。モトは取れたとはいえ、旅行した実感が沸かない、では困りものですね。最低でも「〜〜に行く」「〜〜に乗りに行く」といった目的を持たないと、格安といいながらお金だけ使って全然記憶に残らない旅になってしまいます。

下の「旅のストックを考える」を利用すれば、こういう事態にはならないと思います。いくら格安でもお金を使うのですから、楽しい旅にしたいものです。

旅のストックを考える

旅を思い立ったときにプランを立てるのではなく、常に行きたいところをストックしておき、いいタイミングで実行に移すという考え方です。

突然フリーきっぷができたりするなど環境が激変することもあるので、いつでも自分が行ってみたいところをリストアップしておき、何かフリーきっぷができたときには使えないか、ダイヤ改正で便利なバスや列車ができてないかとか考えればいいと思います。
それでうまくマッチするようならば実行に移せばいいわけです。

また行きたいことを書き出すということは、それだけ願望が強いわけですから、普通にプランを立てる際に何をメインの目的にすればいいのか判断するのにも役立ちます。(つまり書き出してしまうほど行きたいわけですから、その目的は外せないということですね。



いろいろた視点から旅のプランの方法を考えてみましたが、正直「これが一番正しい!」というプランの立て方はありません。いろいろ試行錯誤してみるのが一番です。失敗も当然あります。実際いろいろ経験を積めば、おのずから自分なりの最適なプランの立て方が見えてくるでしょう。


1、はじめに、プランニングの重要性
2、プランニングの具体例〜オーダーメイドで旅を作ってみよう。
3、逆説的プランニング〜決して旅は目的から始まるわけではない〜
4、プランニング考察〜宿をどうする?〜
5、指定席券をゲットしよう。〜取れなかったらプランががたがたに〜



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