はじめに、プランニングの重要性

最終更新日:2003/03/04 
〜きまぐれ旅行は消化不良になりがち〜     >>>トップ   >プランの作り方

はじめに

とくとくきっぷがあったからって必ずしもトクにはなりません。
それぞれの特性を見極めて使わないと結局損をした、ということになりかねないのです。

たとえば、「青春18きっぷ」について、
  1. 「鳴かぬなら、殺して食おう、ホトトギス」
  2. 「鳴かぬなら、鳴かせてみせよう、ホトトギス」
  3. 「鳴かぬなら、鳴くまでまとう、ホトトギス」
なんか、どこかで見たような句ですが、どのような姿勢で「青春18きっぷ」に向かわなければならないと思いますか?

1は論外、青春18きっぷに時間を求めてはなりません。

2は青春18上級者に陥りやすい罠であり、さらに初心者が上級者と同じようにして、結局パニックになる傾向があります。
あの手この手を使って安く上げたり、いろいろな列車に乗ったりするわけですが、えてしてこういう場合、夜行3連泊だの、3分乗り継ぎの連続だのといった体力や、遅れた場合等の措置などを全く無視してしまいがちになり、結局楽しい旅行が修行の旅ということになりかねません。

3が「青春18きっぷ」の特性を一番とらえています。要するに「フリー」であるゆえに、時間さえあれば、なんとでもなるということです。
このように、とくとくきっぷを使う場合はその特性を見極めることが必要ではないでしょうか。

<<注意!!>>
このホームページは「楽しく旅ができること」に主眼が置かれています。その上でなるべく安く、快適に旅行ができる方法を考えていきます。このため、「何がなんでも安く」という方にはここはあまり参考にはならないかもしれません。
あらかじめご承知置き下さいませ。


基本・・・プランニング

とくとくきっぷを使って旅行を考える場合、その動機づけはいくつかあります。
  1. ある目的地に行きたいけれど、何とかして安くいく方法はないか?
  2. なんかいいとくとくきっぷができたから、それを使ってその目的地へいこう。
  3. 乗りつぶしをしてみたい。この電車にのってみたい。
  4. きままな、目的地のない旅行を楽しみたい
などなど・・・
このうち、1から3まではある目的を持った場合、4はいわゆる「気まぐれ旅行」の類です。

フーテンの寅さんではありませんが、きままにあてどなく旅をしたいという願望をお持ちの方はかなりおられると思います。
だが、ハっきり言いいます。やめたほうがいいです。あてどなく目的なく旅をするのはシロートには難し過ぎます。
故宮脇俊三氏のような方ならば別ですが、大半の方はそれで無鉄砲に飛び出したりしてもロクな結果になりません。

理由としては、
  • なぜ旅に出たのかという意識がどうしても乏しい。
    目的意識がないわけですから、当然のことです。つらいことにあたったときも、目的意識がないわけですから「なぜこんなことしてるのだ?」という意識があるので、旅先でさらに大きなトラブルを誘発することになりかねません。

  • なにかたまたま突発的なイベントがない限り、どうしても旅行後の印象が薄い。
    例えば「函館観光をしよう」という目的ならば、当然函館のことをあらかじめ調べるでしょうし、現地についても積極的に動くでしょう。その結果、「やっぱり函館はよかったな。」とかいう結果になるのですが、目的もないまま来てしまう場合、よく右も左もわからない土地で無為に時間が過ぎて行き、結局その土地の印象は希薄になりがちです。(事故とかトラブルがあれば別ですが)

  • よほどの熟練者でない限り、思ったとおりの行動が取れない。
    これも当然で、目的が決まっていれば当然バスの下調べをしたり問い合わせをしたりするでしょう。でも突然ふらっと訪問しても開いてなかったりします。また、時刻表をを完全に使いこなせれば別ですが、そうでない初心者にとっては旅先の突然の行程変更もままならないかもしれません。

  • 実際旅行にでたはいいが、どこにいったらいいのか困ることがある。
    目的もなく出たわけですから、当然起こりえます。駅に降りた、さあどうしよう?という経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか。


とくに初心者にきまぐれ旅行の願望が強いものがあります。たしかに、気まぐれ旅行のすすめや、体験記などが雑誌や書籍などで盛んに紹介されてはいますが、これはいずれもその道のプロや熟練者の体験記であって、それを初心者に勧める姿勢はあまり感心しません。せめて初心者むきの案内等をつけてほしいものです。
旅にでたはいいが何をしたらいいかわからない・・・ なんてこんなつまらないことはありませんよね。

どんなことでもいいんです。旅行の目的をまず考えましょう。

衝動旅行

これは私が勝手に作った造語です。語源は「衝動買い」ですが、これは駅に見たこともない電車がきたとき、乗るつもりもないのに思わず乗ってしまったりしたり、ガイドブックを読んだら突然いきたくなって家を飛び出したりした、なんていう行動です。

こんなことばかりすると、あっという間にお金がなくなってしまいますね。でも、ある意味これが「見たいものは見たい」という旅の原点のように感じるのは私だけでしょうか?

ツアー旅行との違い

ツアー旅行に慣れた人が、自分で旅を組み立てようとすると陥る罠があります。ツアーではあらかじめ旅のプロが行程を考えますから無駄のない動きができますが(裏の声:実はそうでもなかったりして)、意味もなくツアー感覚で行程を組むと工場見学が夜になったり(爆)、朝8時に博物館訪問したり(核爆)、最終電車に乗り遅れたり(悲)して、墓穴堀りになる可能性があります。
ツアーと違って自分の腕がそのまま旅の良し悪しに響きますから、必ず目的意識を持ってプランを立てることが重要です。でないと旅先で路頭に迷うハメになりかねません。


1、はじめに、プランニングの重要性
2、プランニングの具体例〜オーダーメイドで旅を作ってみよう。
3、逆説的プランニング〜決して旅は目的から始まるわけではない〜
4、プランニング考察〜宿をどうする?〜
5、指定席券をゲットしよう。〜取れなかったらプランががたがたに〜



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